#Webサイト制作#ブランディング
住信SBIネット銀行 ブランディングサイト構築


- Client
- 住信SBIネット銀行株式会社様
- Year
- 2017.09
- Role
- Webサイト企画
Webサイト設計・デザイン
HTML
撮影
- Description
- 住信SBIネット銀行様のブランディングサイト「さよなら銀行」を担当させていただきました。
構想段階からプロジェクトをリードさせていただき、コンテンツ設計・制作や、インタビュー・ライティングなども含めて担当いたしました。
何気無い会話からプロジェクトが立ち上がる
「銀行のWebサイトはサービスを紹介しているだけで会社としての特色が見えない」。
プロジェクトが立ち上がったきっかけは、そんな何気無い会話でした。
銀行にはサービスサイトはあるがコーポレートサイトが無いこともあり、会社としての考え方を伝えることができていない。採用サイトではある程度伝えられているが、それだけで良いのか、といった会話の流れから、自社のアイデンティティを伝えるツールをつくろう、ということでプロジェクトが立ち上がりました。
同社は開業以来、様々な革新的なサービスを打ち出してきましたが、それまでの常識をどう壊し、新しいものをどう創造してきたか、そしてこれから何をしていくのか。
これらを、自分たちのアイデンティティとして伝え、自社のファンになっていただく。そんなことを目指しプロジェクトが進んでいきました。
革新的サービスの根底にあったのはユーザーの本質的ニーズの理解
開業以来、次々と新しいサービスを打ち出してきた同社ですが、それらのサービスがどう企画され設計されてきたかを振り返る中で、同社は常に銀行の常識からではなく、ユーザーが求める本来的、本質的な体験からサービスを企画・設計してきたことが見えてきました。
そして、これらのことがアイデンティティとして定義しました。
今回のコンセプトサイトでは、それらの象徴的なプロジェクト・サービスが生まれたときの、想定したユーザーの心の声(本質的なニーズ)と、それに対する同社の解決方法を端的に伝えることを狙いました。


誰の言葉でどう伝えるか
アイデンティティを伝える際、誰の言葉で伝えるかが重要と考えていましたが、今回はプロジェクトストーリーのようなかたちでプロダクト・サービス担当者の言葉で伝える方法も加えました。
サービス・プロダクトに関わる中の人の言葉で伝えることで、社内のカルチャーのレベルまでアイデンティティが浸透している様を伝えることを狙いました。
また、担当者の顔が見えることで、サービス・プロダクトをより身近に感じてもらおう、そんな狙いもありました。

それまでの銀行業に別れを告げ、新しい業態へ
いわゆるそれまでの銀行という業態と別れを告げ、サービス領域を拡張し新しい業態へと進化させていく。そんな展開を見せようとしていました。
今回のサイトのメインのメッセージである「さよなら銀行」というコピーも、そんなダイナミックな展開をインパクトのある言葉で表現しました。
サイトリリース後、様々な反響をいただきましたが、企業としての考え方や実態をこうしたかたちで表現することの価値を確認できたプロジェクトとなりました。

- Produce,Planning,Interview,Writing
- 大塚 啓二
- Produce,Planning
- ムラマツヒデキ / QUOITWORKS Inc.
- Art Direction,Copywriting
- 柴田 春菜 / GIGANTIC / QUOITWORKS Inc.
- Development
- イケダリョウ
- Photographer
- 横浪 修