今回はネット証券/スマホ証券の株取引のアプリの注文画面のUIデザインを見てみました。最近ではスマホ証券と呼ばれるサービスが次々に始まってきており、UIにも工夫が見られますので、UX的な観点も含めていろいろと見てみたいと思います。注文画面の中でも単元株の買い注文(決められた株数単位での取引)のUIを見てみます。
楽天証券(iSPEED)
ネット証券大手の楽天証券のiSPEEDというアプリです。楽天グループの金融サービスはUI/UXが優れいてる印象がありますが、中でもiSPEEDはUI/UX的にも評価が高いアプリです。注文画面にはプロ、シンプルの2パターンありますが、プロの方を見てみます。
本格的なトレーディングツールという感じで情報もかなり多いですがUI的な工夫によりコンパクトにおさめていますね。
SBIネオモバイル証券
次はネット証券では最大手のSBI系列のネオモバイル証券です。SBIと言えばネット金融サービスの先駆者ですが、UI/UX面ではどうでしょうか。見てみましょう。こちらが買い注文画面です。Webぽい感じの画面ですね。
CONNECT
次は大和証券グループのスマホ証券CONNECTです。単元株取引用の画面がありますのでそちらを見てみます。こちらが単元株の注文画面ですが淡くてふんわりした印象ですね。
LINE証券
最後はLINE証券です。LINEも金融サービスには力を入れていますが中でもLINE証券は新しいUI/UXを提供していますね。それまでのネット証券の考え方にはないような新しいUIを実現できていると思います。
単元株の注文画面があるのでそちらを見てみます。価格指定と成行がタブ切り替え式になってますね。画面ショットは価格指定の方になります。
まとめ
以上、ネット証券/スマホ証券各社の注文画面のUIを見てきました。特に新興サービスについては株式取引の裾野を広げるために様々な工夫をしているようですね。いい意味で金融サービスらしくないデザインを目指しているサービスもありました。
金融サービスは、大切なお金を扱うサービスなのでどういったアプローチで設計するか難しいところもありますが、各社の考えが見えて面白いですね。