こんにちは!学生インターンの町山です。
今回の記事では、話題の投資アプリ「moomoo」の投資情報や機能についてレポートします。

moomooとは

moomooは、世界2000万人以上のユーザーを有する次世代投資アプリです。
22年10月に日本上陸を果たし、高度な投資情報や、手数料の安さ、米国株の24時間取引などで話題を集めてきました。
今回は、moomooが提供する投資情報をアプリ画面とともに紹介していきます。

マーケット情報・分析

まず、マーケットページから確認できる投資情報をいくつか紹介していきます。

moomoo証券アプリ内のマーケットページの概要タブ画面

概要タブ。株価指数・株価指数先物などが確認できる。

moomoo証券アプリ内のマーケットページの米国株タブ画面

米国株タブ。ヒートマップ、機関投資家の動向、チャート予測などが確認できる。

moomoo証券アプリ内のマーケットページのその他タブ画面

その他タブ。初期設定では、米国株以外の各国株式にはここからアクセスできる。

株価指数・株価指数先物

概要タブでは主要マーケットの株価指数・株価指数先物がリアルタイムで更新されています。
指数・指数先物名をタップすれば、チャートや関連するニュースなどシームレスな流れで情報を深堀りしていくことができます。
詳細ページではより多くの指数・先物指数が表示されます。

ヒートマップ

米国株をはじめとする各国株式タブ(香港コネクトを除く)、ETFタブ、暗号資産タブでは、勢いのある業種がわかるヒートマップが提供されています。
投資マネーの大きさはサイズで、直近の値動きは色と濃淡で表され、視覚的にわかりやすいですね。
ブロックをタップすれば、より詳細な情報やその業種を構成する銘柄を一覧で確認することも可能です。
さらに、一覧にある銘柄名をタップすれば、その個別銘柄ページに飛ぶことができます。
個別銘柄ページについては、このあと詳しく紹介していきます。

機関投資家の動向

米国株タブのみで提供されている機能です。
「詳細」をタップすると、機関投資家に人気の保有銘柄や各ファンドの保有銘柄・建玉の変動など、より詳しい情報が見られます。
米国株であれば、各銘柄ページの分析タブからもアクセス可能です。

moomoo証券アプリの機関投資家の動向ページ画面

機関投資家の動向の詳細ページ(一部のみ)。
米国株タブ「機関投資家の動向」の右上にある「詳細」をタップすると飛べる。

チャート予測

各国株式タブ(香港コネクトを除く)で提供されるAIを活用した機能です。
AIがチャートパターンが類似した銘柄を見つけ出し、その過去のトレンドもとに予測が行われます。
「詳細」ページでは銘柄の検索ができ、気になる銘柄の予測を見ることができます。
各銘柄のチャート予測ページでは、類似性の高いトップ5の銘柄のチャートや翌日株価が上昇する確率など、より詳細な情報が表示されます。

moomoo証券アプリ内にあるチャート予測詳細画面

チャート予測詳細画面(一部のみ)。米国株タブなどの「チャート予測」の右上にある「詳細」をタップすると飛べる。

moomoo証券アプリ内にある銘柄別のチャート予測画面

銘柄別のチャート予測画面(一部のみ)。詳細画面のグラフをタップすることで遷移できる。

株式個別銘柄の情報・分析

次に、株式個別銘柄ページから確認できる金融情報をいくつか紹介していきます。
個別銘柄ページへは、ここまでに紹介してきたページで銘柄名をタップしたり、直接検索したりして飛ぶことができます。
お気に入り登録している銘柄があれば、「お気に入り」タブからも遷移可能です。

moomoo証券アプリの個別銘柄ページのチャートタブ画面

チャートタブ。株価チャート・板情報、注文・約定分析、積極売買トレンド、テクニカル指標総合分析、空売りデータなどが確認できる。

moomoo証券アプリの個別銘柄ページの分析タブ画面

分析タブ。アナリスト評価、財務指標、機関投資家の動向などが確認できる。

株価チャート・板情報

どちらもチャートタブで確認できますが、板情報は米国株・中国株A・香港株・香港コネクトのみの提供です。
米国株のLV2データは、口座開設をすれば無料で見られます。
米国株のチャート・板情報はリアルタイムで更新され、moomooの特徴の一つとなっています。

注文・約定分析

こちらもチャートタブで確認できます。
ここでは、小口から超大口まで、投資家の規模ごとの総取引金額の比率(円グラフ)や売買数量(棒グラフ)が見られます。
この後に紹介する空売り残高と合わせ、流動性分析に便利な機能です。

積極売買トレンド

注文・約定分析の下に表示される積極売買トレンドも、同様に投資家の規模ごとの情報を教えてくれる機能です。
ただし、積極売買トレンドでは投資資金の時系列的な変化を教えてくれるものになっています。
日中のトレンドは小口から中口、大口、超大口まで、その他の日次、週次、月次のデータは大口の取引について見ることができます。

テクニカル指標総合分析

チャートタブから確認できます。
この機能にはAIが活用されており、過去一年間の15種類のテクニカル指標からバロメーター形式で対象銘柄の強気・弱気の度合いを判断してくれます。

空売りデータ

米国株と香港株のチャートタブから確認できます。
空売り出来高と空売り残高がグラフ形式で表示され、株価の下落・上昇要因となる市場の予測や空売り・買戻しの動きを知ることができます。
注文・約定分析と合わせ、流動性分析に便利な機能です。

アナリスト評価

分析タブから確認できます。
ここでは、アナリストが各銘柄についてどのような評価をしているのか、「強気」「やや強気」「中立」「やや弱気」「弱気」の5段階評価で一目でわかります。
さらに、「詳細」をタップすると、総合評価や目標株価など、専門家による予測がより詳しく見られます。

moomoo証券アプリのアナリスト評価詳細ページ

アナリスト評価詳細ページ(一部のみ)。
分析タブ「アナリスト評価」の右上にある「詳細」をタップすると飛べる。

財務指標

こちらも分析タブから確認できます。
EPSやROEなど、ファンダメンタルズ分析に必要な財務指標が最大20年分提供されています。

機関投資家の動向

米国株のみで提供されている機能ですが、こちらも分析タブから確認できます。
その銘柄を保有している機関投資家とその数、機関投資家全体の持株比率、保有株数などの現在の情報とこれまでの変化が表示されます。
先ほどご紹介したように、マーケットページからもアクセス可能です。

まとめ

今回はmoomooの機能について、アプリ画面とともにご紹介しました。
情報量の多さゆえに、慣れないうちはどんな情報がどこで確認できるのか戸惑うところもあるかもしれませんが、うまく活用できれば間違いなく投資の助けになると思います。
アプリを探索しつつ、自分なりの活用方法を見つけていきたいですね。