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UXリサーチ/
UX向上支援

INTRODUCTION

WebサービスやアプリなどのUX向上活動において、UXリサーチ(ユーザーリサーチ)からデザインまでの流れをご紹介します。

サービスの深い理解とユーザーの理解をもとにした精度の高いUXリサーチと、ズレのない施策立案プロセスにより、ユーザー体験向上のための施策を導出します。

エキスパートレビュー・競合分析

まずは、エキスパートレビュー、デスクトップリサーチを行い、クライアントのサービスを理解します。
競合となるサービスがある場合はそちらも理解をしていきます。
スペック的な部分を把握すると共に、UI部分からの各社の狙いやユーザーにどう向き合おうとしているかを推測し、クライアントのサービスとの質の差やアプローチの差などを把握します。

アクセス解析

アクセス解析については、基本的な利用状況に加えて、特徴的な動きをしているユーザーがいないか、流入の仕方の部分などをおさえ、誰がどんな目的で利用しているかを探ります。

02 UXリサーチ
(ユーザーリサーチ)

調査設計

UXリサーチ(ユーザーリサーチ)の調査設計では、何を探りたいかを考え、そしてそれを誰に聞くのが良いのかを整理していきます。

ユーザーから以下のようなことを探ります。
・普段ユーザーはどう利用しているのか
・ユーザーにとってどういう意味合い、価値を持つのか
・自分なりに工夫して使っている点はあるか
・興味が湧いた際にどう行動に移すのか
・他調査で上がった仮説、社内で蓄積している仮説の確からしさ
・提供するサービス
・商品とユーザーの現時点の関係を知る

上記の視点を基本として、目的に応じたかたちでUXリサーチ(ユーザーリサーチ)の設計をしていきます。

調査

基本的には行動観察とインタビューを交互に行う手法で行います。
自然な利用文脈(コンテキスト)を重視し、実際のユーザーのモチベーションに沿ったかたちでWebサイトやアプリを利用してもらいます。
デプスインタビューの場合でも、今どう感じるかだけではなく日頃の行動にフォーカスし質問を投げかけます。
行動の背景や理由を知りたい箇所については、オープンな質問(会話)を重ね、行動の意味合いを探リます。逆に、発言したことを実際の行動に移してもらい、発言(考え)と行動がどう紐づいているのかを確認します。

そして、会話を重ねながら、ユーザーにとっての本質的な欲求(デザインが実現すべき高次の体験価値)を探ります。

不満点・価値の整理

ユーザーの不満につながっている点、ユーザーにとっての価値を整理します。
整理の仕方としては、事象(行動と発言)の把握とそれに対する考察が中心(その根底にある本質的欲求を意識しつつ考察する)となります。「どんな人がどんな状況で、何をしようとして、こういう事がおきた(その根底にはこうした本質的欲求があるが故に) 」といったことを一つずつストーリーが分かるようにまとめます。

モデリング・共感ワーク

関係者やマネジメントへ短時間で共有する場合や、プロジェクトメンバー内の認識のブレ防止目的で以下のようなまとめかたをする場合もあります。
・利用シーンと利用目的、実際の利用の仕方の整理
・価値マップ
・上位・下位関係分析
ただし、モデル化したものだけを見て検討してしまうと発想の飛躍が起こりやすい(主観的な捉え方をされやすい)ため注意が必要です。できるだけ個別の事象であるユーザーのリアルな姿、特徴的な行動・事象や個々のユーザーにとっての不満点や価値なども共有します。

シナリオ作成

自社サービスに関係する部分やその周辺についてのユーザーの行動・ふるまい、感情などをシナリオとしてまとめていきます。
提供サービスを利用しユーザーがどうふるまうか、どのような部分に価値を感じるか、不満や不便を感じるかが分かるかたちで作成します。
シナリオを作ることで、ユーザーにとっての本来のゴールを浮かび上がらせ、そしてサービスとして提供すべき大元の体験価値や、必要事項を明らかにしていきます。

UX向上施策のリストアップ

改修方法について検討していきます。
シナリオや各事象の考察から、改修の方向性をリスト化します。
単純に課題の裏返しの施策ではなく、ユーザーが本来達成したいゴールに対してアプローチできるような施策を検討します。

UX向上施策の評価・選定

UX向上施策について以下の観点で評価を行います。
・不満の取り除きかたとして適切かどうかの評価
・価値を感じてもらえるかの評価
・本質的な欲求を満たすことができるかの評価
施策については実現に向けての難易度も考慮しますが、改修の難易度が高いものや抜本的な施策だけでなく、実現が容易な施策も提示します。
その上で、施策の決定と実施時期のフェージングを行います。

デザイン設計・管理

施策を具体的にカタチにしていきます。要素の追加やワーティングレベルの修正のもの、配置の変更などについては作業指示書のかたちでまとめます。
新たなデザインを作成する必要がある場合は作成していきます。
デザイナーの解釈に幅があると施策の目的とズレてしまうため、施策の内容だけでなく先のシナリオや個別の事象なども含めてインプットするとともに、デザインの管理を行います。

POINT

精度の高いリサーチと施策立案プロセスで的確な施策を導出します。

以上、ユーザーの本質的な価値からアプローチし、かたちにしていく方法についてまとめてみました。サービスの深い理解とユーザーの理解をもとにした精度の高いUXリサーチと、ズレのない施策立案プロセスにより、ユーザー体験向上のための施策を導出します。

また、シナリオをベースに設計、検証していくやり方はシンプルで分かりやすいので、ユーザーにとっての価値と、実現するもののズレが発生しにくいように思います。

同じ目標に向かえる共創プロジェクトのご相談をお待ちしています。